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第二回 北茨城市ってどんなまち?

「北茨城市に住んでいます」と言うと
「どこですか?」と聞き返される。

北茨城市は福島県いわき市に隣接した
関東最北端の人口4万2千人ほどのまち。
市面積の80%が森林。

このまちに来て目に留まったのが
国道6号線沿い、海に突き出した二ツ島。
太平洋の荒波に打たれる小さな島。

それから
明治という時代のなか

日本美術の発展に尽力を注いだ
岡倉天心。
その彼がデザインした六角堂も
アイコニックな存在。

五浦の景観。
赤い靴や七つの子などの
童謡で知られる野口雨情。
このまちには、芸術的な風情がある。

それは何か。

海と山がセットになった地形。
こんなにコンパクトなのは
神戸ぐらいしかない、と
教えてくれた人がいる。

北茨城市がどんな場所かと
聞かれれば、ぼくはこう答える。

「海と山があって
その間に人の暮らしが
ある自然豊かなまち」

海と暮らす人々
畑や田んぼ、大地と暮らす人々
まるで日本の原風景が広がるまち。

北茨城市から東京まで
高速道路で2時間30分。
バスで3時間。
電車でも2時間から3時間。

この北茨城市も人口減少
経済縮小、観光資源の不足、
PR等の問題を抱えているけれども

ここ北茨城市で
「芸術によるまちづくり」
に取り組みながら
ぼくは
自然、人間の暮らし、アート
の繋がりに可能性を感じている。

自然
人間の暮らし

がアートになるのが
このまちの魅力だと
思っている。

次は
これまでの取り組みについて
書こうと思います。

『二ツ島』の画像

『北茨城市地図』の画像



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