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地域の新しいお祭り

『秋祭り』の画像

今回は、去年からスタートした春と秋のイベントについてご紹介し
ます。

わたしたち夫婦は6年前に北茨城市に移住しました。地域おこし協力隊として関本町富士ヶ丘の古民家を改修してアトリエ兼ギャラリーを作りました。有賀さん宅だったので有賀邸、感謝するという意味も込めてARIGATEEと名付けました。わたしたち夫婦の作品やむかしの道具などを展示しています。協力隊のときは桃源郷芸術祭のイベント会場としても使っていました

その縁からスタートして有賀さんには、たくさんのこと教えてもらっています。とくに炭窯の再生から炭焼きの技術に関しては師匠です。2020年の夏には炭焼きの広場に雨でも作業できるようにと屋根を作りました。まったく予想もしないところからまさかのその屋根がステージになったのです。

豊田澄子さんとの出会いがなければこの地域でイベントはやっていません。暮らしてもいないかもしれません。澄子さんは底抜けに明るくいつも笑っています。時々叱られますがそれも優しさです。揚枝方のアイドルと呼んでいます。イベントのときは参加者みんなのご飯を作ってくれたり、わたしたちの現在暮らしている土地を提供してくれたり、そもそも桃源郷という景観を作るプロジェクトも、澄子さんが自分が死んだあとも地域が美しくあるように桜を植樹したのがきっかけです。


『桜の植樹』の画像

2022年の夏に音楽家が遊びに来て炭焼き広場の屋根をステージにしたのが始まりでした。この揚枝方にキャンプ場が開設する2025年に先駆けてはじめたキャンプイベントが桃源郷秋祭。みんなで植樹した幼い桜を楽しむためのイベントが桃源郷春祭り。年に2回この地域での新しいお祭りが開催されています。2023年の秋祭りは10月20日(土)に期待場で夕方から映画鑑賞会をして、夜は焚き火DJパーティー。21日は朝から午後までコンサートを開催しました。この北茨城市の人でも、ほとんど誰も行かない山奥でも述べ200人もの人たちが足を運んでくれました。こんなことが起きています。成長しています。


『焚火キャンプDJ』の画像

2023年12月14日18:30〜はテレビ東京の番組「なぜそこ?」スペシャル特番で豊田澄子さんの密着取材が放送されます。出演は21時ころ。ぜひお見逃しなく!

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