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ガラス作家
堅田 萌恵

北茨城市内が見渡せる眺望の良い高台にガラス工房シリカはある。 ここには、全国各地から集まった若手ガラス作家が在籍し、日々制作に打ち込んでいる。今回は札幌生まれ沖縄経由で北茨城に在住のガラス作家堅田萌恵さんに話しを聞いた。

堅田 萌恵

実は堅田さん、陶芸がやりたくて美術大学に入学するも、ガラスの方が面白くなってしまって今に至るそう。 陶芸に比べ、ガラスは自分の手で触ることが出来ない難しさにハマってしまい、ガラスを作る過程が好きになったという。通っていた秋田の大学を出て、沖縄の琉球ガラスの製造工房に勤めることになる。

作業風景 その1

作業風景 その2

作業風景 その3

大学を出たばかりの堅田さんが飛び込んだ、沖縄中部地域の田舎での製造工房勤め。 周りには何もなく、刺激もない中でひたすら流れ作業をこなしていくことに疑問を持ち、同じ大学の同期が働くガラス工房シリカへ転職することを決める。それが2015年の夏のことで、もうじき2年になる。 「製造工房の時に比べ、ある程度自分のペースで自分の作りたいものを作れる環境なのが良いです。ただ、まだ自分が作家と呼ばれることに自分が慣れてなくて。まだまだ、勉強しなきゃいけないことが多いです。」

作業風景 その4

作業風景 その5

色々なものを作って技術を磨いて経験を積んでいきたい。と非常に向上心がある堅田さんだが、日常の中でガラスを身につけれるものを作りたいとのことからガラスアクセサリーには特に力を入れていきたいとのこと。 大きな窯や道具が必要な吹きガラス工法と違い、バーナーだけで作品が作れるのも魅力。取材の最後に、ご自身で作られたピアスを素晴らしい眺望を背景に撮影させて頂いた。 すこし照れくさそうで嬉しそうな堅田さんが印象に残っている。

作品 その1

作品 その2

ガラス作家 堅田 萌恵

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